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cast
重岡漠 / 西尾美鈴 / 鳥枝明弘




schedule

2009年11月6日(金)19時30分開演 / 11月8日(日)14時30分開演
※受付開始、開場は開演時間の30分前でございます。




place

pit/北区域
〒114-0002 東京都北区王子1-13-18 東海第二ビル地下1・2F
※JR京浜東北線王子駅北口
 営団地下鉄南北線王子駅5番出口より徒歩2分。




ticket

前売・当日 / 2000円(1日通し券)
※メインでご予約頂いた1団体を優先的にご覧頂けます。
 但し、開演5分前までにご入場頂けなかった場合、
 優先権は失効致します。
※リピーター割引:
 半券をお持ちの方に限り、二日目以降1000円でご覧頂けます。


チケットのご予約はこちら↓
【enma制作部】
090-6016-6313 info_enma@yahoo.co.jp

※メールでのお申し込みの場合
 @お客様のお名前(フリガナ)、Aご観劇日、B人数、Cご連絡先
 をメール本文にご記載下さい。
 enma制作部からの確認メールをもって、ご予約完了となります。
 また、3日以内に返信がない場合、お手数おかけ致しますが、
 再度のご連絡をお願い致します。




問い合わせ

enma制作部
Tel:090-6016-6313 / E-mail:info_enma@yahoo.co.jp


  * * *


製作:enma
協力:潟tェイスプランニング


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【アーティシャフトフェスタ2009】
2009年10月29日(木)〜11月8日(日)
※11月2日のみ休演。 @pit/北区域
Open12:00 / Close21:00
公式ブログ http://ameblo.jp/artishaft2009/
協賛:シェルミッシュエンターテイメント http://schelmish.jp/
アーティシャフトフェスタ2009へのお問い合わせは
080-1331-0275(寺村) shaft2009@hotmail.co.jp まで。












story


色褪せた匂いのする時代。秋の頃。

ある新月の夜、男は隣に眠っている妻の身体がうっすらと光を帯びているのに気づいた。それからというもの、夜毎仄白く、徐々に強く光るようになった女の身体。しかし光をどうすることも出来ないまま、何時しか男は光を疎んじるようになり、ついには女を蔵に閉じ込めてしまう。

だが、同時に男は思ったのだ。女はまるで月に還ってしまうかのようにみえると。月が太るにつれ増していく女の光は、月の満ち欠けに呼応している。では、次に新月が訪れたその時、光を失くした女は一体どうなってしまうのか。光を失うだけならばいい。しかし―――。

女が死ぬのではという考えにとり憑かれた男は、女を失わぬよう閉じ込めた蔵に次々と鍵をかけ、ついに己もまた蔵に入り、昼夜女を繋ぎ続けた。男は閉ざされた空間で、確実に精神を病んでいく。また月の見えない暗闇で、女もまたおかしくなっていった。そして、訪れる新月の夜。



全ては本を喰らう虫が、何とはなしに取った筆がはじまり。
男と女、そして虫。
此れは、月の無い闇の中に消えた物語。


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